鈴鹿 トルコからマスク到着 災害時要援護者に向け 三重

【トルコから届いたマスクが入った段ボール箱をトラックから降ろす市職員ら=鈴鹿市江島台1丁目のAGF鈴鹿体育館駐車場で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市内の災害時要援護者約9800人に無料配布するマスクの一部が20日、空輸先のトルコから市に到着した。

同市白子のモータースポーツ運営会社MIDORI(森脇緑社長)が、トルコの貿易会社を仲介してマスクを入手。森脇社長(42)はチェコの首都プラハで二輪の部品開発会社を営むとともに、スーパーバイクチーム「MIE Racing Althea Honda Team」のオーナーも務めており、各国で開催するレースに参戦。国際的に活動していることから、4月末に市が協力を求めたという。

市の災害時要援護者台帳に登録された市民を対象に配布されるのは、1人につき大人用不織布マスク50枚入り1箱。

9800箱のうち、8千箱がトルコ政府の承認を受けたマスクで、第一陣の5600箱がイスタンブールからトルコ航空で19日に成田空港に到着。

マスクは百箱ずつ段ボール箱に詰められており、4トントラック1台に56箱を積み込み、20日にAGF鈴鹿体育館サブ体育館に搬入した。残りは25日に到着予定。1800箱は四日市市の業者に委託した。

この日は、森脇社長や市職員ら8人がトラックから体育館の中に段ボール箱を搬入した。

搬入を終え、森脇社長は「仕事柄、世界中の多種多様な職業の人たちとつながる機会が多い。世界的に大変な状況の中、少しでも故郷の鈴鹿の人たちにマスクを届けることができてうれしい」と話していた。

マスクは6月1日から5日まで、各地区市民センターの窓口で受け取り日時を指定した引換券と交換し、配布する。