尾鷲高 オンライン授業本格実施 動画配信、映像乱れも 三重

【インターネットを通じて数学を教える小住教諭=尾鷲高校で】

【尾鷲】18日から授業を再開した三重県尾鷲市古戸野町の県立尾鷲高校で19日、オンライン授業が本格的に始まり、全学年の生徒がスマートフォンなどを使って自宅で授業を受けた。

同校のオンライン授業は補充授業という位置づけで、19―21日の3日間実施する予定。ビデオ会議アプリ「グーグルミート」を使ってライブ配信したり、授業を録画した動画を配信したりと、授業の仕方は各教員に任せているという。オンライン授業の環境が整っていない生徒は、同校が各教科のプリントを配布している。

数学担当の小住祐基教諭は19日、グーグルミートを使って授業を実施。授業には10人が出席した。初めに小住教諭がパソコンに向かって「元気ですか」と呼び掛け、授業が始まった。

小住教諭は「生徒がリラックスした状態で授業を受けることができる」と利点を話す一方、映像が乱れたり途切れたりするなどの課題もあるという。また、生徒の顔が見えないため「補足しながら丁寧に進めている」と言う。

内山博之教頭は「これまでオンライン授業はなじみがなく、慣れるまで大変だったが、補習授業などでも使えると思う。今後の可能性が広がった」と話した。