名張市立病院でマスク盗難 ビル管理会社元従業員を書類送検 三重

【名張市立病院で盗まれたものと同じマスク=市役所で】

【名張】三重県名張市などは18日、同市百合が丘西の名張市立病院で、1月下旬―2月下旬の間に、施設を管理する近鉄ビルサービス(本社・大阪市)の40代男性元従業員が院内でマスク400枚を盗み、インターネットオークションで転売したと発表した。同社が全て賠償し、業務に支障はないという。名張署は13日、窃盗の疑いで、元従業員を津地検伊賀支部に書類送検した。

市と同社によると、マスクは地下の「物流センター」と呼ばれる一室に保管されていた。センターは施錠されているが、元従業員は鍵を使い、複数回に分けて盗んだという。2月下旬、市から在庫管理を委託されている別業者の棚卸しで盗難被害が発覚。元従業員は3月30日、自ら病院に盗んだことを申告した。

被害の内訳は、1箱20枚入りの医療用マスク10箱と、一般用の「サージカルマスク」4箱(1箱50枚入り)の計400枚。病院が同社から約2万4千円で仕入れ、元従業員はネットオークションで全て転売し、転売価格は約23万円という。同社は4月1日付で元従業員を懲戒解雇処分にした。