南伊勢町 梅の出荷、最盛期迎える 品質良好「五ケ所小梅」 三重

【最盛期を迎えた五ケ所小梅の収穫作業=南伊勢町内瀬で】

【度会郡】三重県南伊勢町船越のJA伊勢南勢選果場で、同町の特産品「五ケ所小梅」の出荷作業が最盛期を迎えている。作業は6月3日頃まで続き、県内3市場に約20トンを出荷する見込み。

五ケ所小梅はJA伊勢梅部会の36人が約3・5ヘクタールで栽培。果肉が厚く漬け上がりの鮮やかさが特徴で、五ケ所湾から吹く潮風が小梅の生育に適度なストレスを与え、良質な果実を育む。JA伊勢の担当者によると、今年は春先に適度な雨が降ったのでじっくりと実が成熟し、品質も良好という。

同町内瀬のないぜしぜん村(山出公一郎代表)は、出荷用と梅干しやジュースなどの加工用に約2千キロを収穫予定。梅園では、加工用に樹上熟成させた小梅を従業員らが丁寧に手摘みしていた。

山出代表(71)は「今年は暖冬だったので収穫時季が1週間ほど早い。五ケ所小梅は真珠の小梅と言われるくらい果実に透明感があり、加工してもその透明感が維持されるのでぜひ使ってください」と話していた。