津松菱が全館営業再開 25日ぶり、買い物客でにぎわう

【マスクとフェースシールド姿で接客する化粧品売り場の従業員(左)=津市東丸之内の津松菱で】

【津】三重県の休業要請を受け先月22日から食料品売り場などを除いて休業していた津市東丸之内の百貨店「津松菱」が16日、25日ぶりに全館営業を再開し、待ちかねた客でにぎわった。31日まで午前10時―午後6時の時短営業をする。

再開にあたり同店では、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として全従業員のマスク着用と検温を徹底。対面式の売り場では飛沫(ひまつ)飛散防止のシートやボードを設置した。レジ付近の床には足型マークや線を付け、距離が守られるよう配慮した。

化粧品売り場の従業員はフェースガードを着用して接客。開店と同時に訪れた福祉施設勤務の女性(49)は「普段使っている化粧品が買えず困っていたので再開されて良かった。また感染が広がるのが一番怖いので用事が済んだらすぐ帰る」と話した。

同店によると先月末頃から「いつから(全館)開くのか」の問い合わせが多くあったといい、川合正・常務取締役(59)は「百貨店での買い物を楽しみにしてくださる方には心苦しかったが応えられる体制が整いよかった。お客さま、スタッフ両方が安心しできるよう万全の体制で臨みたい」と話した。