市立伊勢総合病院 コロナ検査センター設置へ 伊勢市長が臨時会見 三重

【会見する鈴木市長=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県の鈴木健一伊勢市長は14日、臨時会見し、新型コロナウイルス感染症を調べるPCR検査の検体を採取する「伊勢地区検査センター」を市立伊勢総合病院(同市楠部町)の敷地内に設置する考えを明らかにした。桑名市でも同様の試みがあるが、市が実施主体として採取機関を置くのは県内では初という。

施設はドライブスルー方式で、伊勢地区医師会と連携を図って運営する。休日・夜間応急診療所の一部という扱いで、毎週月、木曜の午後1時半―2時半、同医師会から派遣された医師が採取を担当する。関連する条例改正案や予算案の議会審議を経て5月下旬の開設を目指すという。

将来的な感染拡大に向けた医療機関への負担の分散化を図るのが目的といい、鈴木市長は「感染拡大の防止や重症化の防止、医療体制を守るためにもPCR検査を拡充する方向性が必要と考えた」と述べた。

また感染拡大防止を理由に閉鎖中の伊勢神宮周辺の駐車場については、18日から内宮B駐車場(市営宇治駐車場)の一部に当たる796台分を再開すると発表。神宮司庁が管理する区域や外宮周辺の駐車場については協議の結果、引き続き閉鎖するとした。

大型連休(4月29日―5月6日)の伊勢神宮参拝者数は対前年同期比約99%減の7174人だった。鈴木市長は「連休中の来訪自粛を求めたことも大きな要因だが、自主的に休業した伊勢神宮周辺の事業者や神宮関係者の協力にも感謝したい」と述べた。