三重県議会 日沖氏が議長選立候補 副議長には服部氏

【所信表明会に臨む日沖議員(右)と服部議員=三重県議会議事堂で】

三重県議会は14日、正副議長選の所信表明会を開き、議長選に日沖正信議員(新政みえ、6期、いなべ市・員弁郡選出)、副議長選に服部富男議員(自民党県議団、5期、三重郡)が立候補した。投開票は15日。

日沖議員は所信表明会で「公正公平で円滑な議会運営に努める」と説明。新型コロナウイルスの対応については「言うまでもなく重点的に取り組む」とし、特別委員会の設置も検討する考えを示した。

小林貴虎議員(自民党県議団、1期、津市)は、任期への考え方を尋ねた。日沖議員は「申し合わせは2年間だが、中嶋年規議長が残した期間を務めたい」とし、就任から1年で議長を退く考えを示した。

服部議員は「議会をしっかりと前に進められるよう努める」と強調。新型コロナウイルスの影響で県議会の広報関連行事が相次いで中止や延期となっていることを踏まえ、対応を検討する考えを示した。

今井智広議員(公明党、4期、津市)は「SNSなどを通じた県議会の広報が弱いと感じる」と指摘。服部議員は「行政の内容だけでなく、県議会としての考えを発信できるようにしたい」と返答した。

一方、中嶋議長は「いったんは辞表を提出し、あらためて信を問う」として再選を目指していたが、申し合わせで立候補の条件とされる「5人以上の推薦」を得られず、所信表明会に臨めなかった。

中嶋議長は取材に対し、就任時からの予定通り、議長の辞表を提出する考えを示した。「議長に執着しているわけではないが、心残りはないかと問われれば、そうとも言い切れない」と語った。