サラヤが県に消毒液を寄付 新型コロナ感染拡大防止に 三重

【三重県庁に納入された消毒液(県提供)】

衛生用品などを製造するサラヤ(大阪市、更家悠介社長)はこのほど、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、同社が製造するアルコール消毒液5千リットルを三重県に寄付した。

県によると新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした寄付で千リットル以上のアルコール消毒液の寄付は初めてという。

サラヤの創業者で、更家社長の父・章太さんは熊野市出身で、大阪三重県人会会長を平成11年から14年まで務めたほか、同社は熊野市と伊賀市に工場を構えるなど三重県と縁が深い。

政府からの要請で同社ではアルコール消毒液の増産を行なってきたが、政府からの受注量納品に目処が立ったことから、ゆかりのある三重県に貢献したいと考え、アルコール消毒液の寄付を決めた。

ダンボール一箱に速乾性手指消毒剤「ヒビスコールSH」1リットルが10本入っており、三重県庁に230箱、県内に9つある保健所にそれぞれ30箱が納入された。納入された消毒液は県内の病院や県医師会に加盟する診療所などに配布される。

県新型コロナウイルス感染症対策本部の担当者は「アルコール消毒液が不足している中で、今回の寄付は本当にありがたい」と感謝した。

同社では県のほかに熊野市、伊賀市、名張市の3市にもそれぞれアルコール消毒液500リットルを寄付した。