体温を非接触で測定 桑名の「エスエスシー」 温度計「測太郎」発売 三重

【非接触の温度計を野呂副部長(右)に手渡す服部社長=三重県庁で】

新型コロナウイルス感染症の対策に活用してもらおうと、電子計測機器の開発などを手掛ける三重県桑名市額田の「エスエスシー」は12日、体温を非接触で瞬時に測定する温度計「測太郎」を発売した。

同社は平成13年に設立し、センサーを使った電子計測機器の開発や製造、販売を手掛けている。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて体温計の需要が高まっていることを受け、2月に開発を始めた。

「測太郎」は対象物の赤外線を元に測定した温度をモニターに表示する。センサーに顔を近づけ、額の温度で測定する。事前に設定した温度を超えると、赤色のサインが点灯するようにした。

この日、同社は県に「測太郎」1台を寄付した。服部一彌社長は県庁で「病院や福祉施設などを訪れた人に体温を自主的にチェックしてもらうことを想定して開発した。ぜひ県庁でも活用を」と述べた。

「測太郎」を受け取った雇用経済部の野呂幸利副部長は「このような状況の中で得意分野を生かして新商品を開発されたことは新たな光になると思う。会議などで使わせてもらいたい」と語った。

メーカー希望小売価格は9万9800円。温度計を遠隔操作できるタブレット端末は4万9800円。同社のホームページで販売している。問い合わせは同社=電話0594(33)3080=へ。