鈴鹿市 経済支援に209億円 市独自対策は1億7600万円 三重

【新型コロナウイルス感染症対策に伴う補正予算を発表する末松市長=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市は11日、臨時記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症対策に伴う経済支援として、総額209億4080万8千円の一般会計補正予算案を発表した。13日の同市議会開会議会に提出する。

特別定額給付金や新型コロナウイルス感染症拡大阻止協力金など、国や県の補正予算に伴う対策費は207億1660万円を計上。財源は全額国庫補助金を充てる。

市独自の緊急経済対策には1億7600万円、感染症拡大防止対策には4820万8千円の計2億2420万8千円を計上し、財源は全額財政調整基金を充てる。令和2年3月末の財政調整基金残高は36億6385万9千円。

市独自の緊急経済対策の内訳は、業況悪化による融資を受けた事業者を対象に、テナント料などの家賃相当額の3カ月分を上限20万円として給付する事業に1億6千万円▽既存の技術や設備を活用し、新型コロナウイルス感染症対策となる製品や技術の開発に係る経費の3分の2(上限100万円)を補助する事業に1千万円―など。

感染症拡大防止対策の内訳は、災害時要援護者台帳の登録者約1万人を対象に、1人につき不織布マスク50枚入り1箱を配布する事業に3100万円▽PCR検査体制にも対応できる仮設の臨時医療施設設置事業に736万3千円―など。

定額給付金については、電子申請による振り込みは、最短で14日から始まり、郵送申請書の送付は19日以降に順次発送する。

子育て世帯への臨時特別給付金については、申請手続き不要だが、システム導入の準備が必要なことから、7月の支給に向けて準備を進めているという。

末松則子市長は「町中が自粛ムードの中、国や県が行き届かない細かい部分に補助ができるよう予算を付けた」と述べた。