三重県教員採用試験 集団面接など取りやめ 筆記は実施

三重県教委は11日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、7月から実施する令和3年度教員採用選考試験について、集団面接など一部の項目を取りやめると発表した。筆記試験は対策を取って実施する。

県教委によると、集団面接は例年、1次選考と2次選考で実施しているが、受験者間で近距離の発声を伴うことから取りやめる。2次選考の技能・実技試験についても、小学校の音楽など一部を取りやめる。

一方、筆答と論述は1教室当たりの受験者を約半数の20人程度に絞り、受験者間の距離を取って実施。模擬授業を含む2次試験の面接についても、受験者ごとに集合時刻を設けるなどして実施する。

対策は、政府が4日に改定した「基本的対処方針」を踏まえて決定した。一部の試験会場については、受験番号別で臨時バスに乗ってもらうなど、受験者に「3密」の回避を呼び掛けている。

県教委は今回の試験で前年度より28人少ない437人前後の教員を採用する見込み。申し込みの受け付けは、電子申請が5月13日―6月1日まで、郵送は5月13日―5月25日まで。

教職員課は「『3密』を避けることなどを重視し、試験の実施に当たっての対策を検討してきた。今後の感染状況によっては、やむを得ず実施方法をさらに変更する場合もある」としている。