LINEで書道指導 伊勢「祥裕会」 「自宅で楽しんで」 三重

【LINEを使った書道の指導を始めた飯田さん=伊勢市で】

【伊勢】伊勢市の書道教室「祥裕会」を主宰する書家の飯田祥光さんが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外出を自粛する家族や教室を休会する生徒らに自宅で書道を楽しんでもらおうと、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使った書の指導を始めた。

市内2カ所で教室を開く飯田さんは、小1―80代の生徒50人に筆を持つ楽しさや書の技術などを伝え、生徒の個性を生かす指導に取り組んでいる。

新型コロナが全国でまん延していることを受け、教室でも感染予防に気を付けたり、空手を指導していた経験を生かして、子どもらの気分転換や運動不足解消のために空手の基本を教えたりして、教室の運営も工夫しているという。

ラインを使った指導は初めての試み。名前や熨斗書きなど実用の書、書道の基本となる古典臨書、芸術(漢字、かな、調和体)の書など希望の手本で練習したものを送信すると、飯田さんが丁寧に添削。受講者は添削を基に練習を重ねて作品を完成させ、教室に持参するか郵送する。

飯田さんは「文化系の習い事にも応用してもらえれば。書道が次の世代につながるように頑張っていきたい」と話した。

問い合わせは飯田さん=電話0596(28)4337=へ。