津まつり、つ七夕まつり中止 新型コロナで、津八幡宮の祭礼は実施へ

【津】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、津市の夏秋を彩る「つ七夕まつり」と「津まつり」の中止が相次いで決まった。市によると、津まつりの中止は、昭和天皇の病状が悪化した昭和63年以来、32年ぶり。津八幡宮の祭礼は執り行う。

津まつりは約380年の歴史を誇る伝統行事。市中心部で開かれ、伝統芸能とよさこいが呼び物となっている。今年は10月10、11の両日に開催予定だった。新型ウイルスの感染が拡大する中、来場者の安全確保が難しいと判断し、実行委員会が中止を決めた。

つ七夕まつりは平成2年に始まった笹ささ流しがルーツ。例年、7月7日の七夕に合わせ、子どもらが願い事を書いた笹飾りを観音橋の上から岩田川に流している。会場で来場者が密集するのを避けられないため、8団体でつくる連絡協議会が中止を決めた。

前葉泰幸市長は8日の定例記者会見で、津まつりの中止について「私としても大好きなお祭りで、今年開催できないのは大変残念」とした上で「楽しみにしていた皆さんには本当に申し訳ない。来年は楽しいお祭りが開催できるよう願っている」と語った。