鈴鹿・卯の花が見頃 佐佐木信綱の出生地

【見ごろを迎えた卯の花=鈴鹿市石薬師町の卯の花街道で】

【鈴鹿】唱歌「夏は来ぬ」を作詞した国文学者・佐佐木信綱(1872ー1963年)の出生地となる鈴鹿市石薬師町で、歌詞にも出てくる卯の花が見頃を迎えている。

卯の花はユキノシタ科の落葉低木で、ウツギの別名。

同町では昭和63年から町民一体となって「卯の花の里づくり」に取り組んでおり、深溝町にかけての約一・八キロメートル区間に設けた通称「卯の花街道」には約700株が植えてあるほか、町内の佐佐木信綱記念館前庭、生家裏庭、石薬師文庫前の三カ所に約140株の花が咲く。

卯の花街道では、歩道沿いに小指ほどの白い花が、葉を覆い尽くすように咲いており、通行人の目を楽しませていた。

中心となってボランティアで活動する佐佐木信綱顕彰会では「大変な時期だが、真っ白な花を見て少しでも心が癒やされれば」と話していた。