県の休業要請一部解除 レジャー施設、多くは休業継続 三重

三重県は7日、緊急事態措置を緩和して一部の休業要請を解除したが、県内の遊園地やテーマパークの多くは休園を続けている。県が営業再開に当たって県外からの来訪者を受け入れないよう求めたことに対し、施設関係者からは「県外と県内の利用者を区別するのが難しく、県内在住者に限定して営業するのは現実的ではない」といった声が上がった。

ナガシマリゾート(桑名市)は遊園地「ナガシマスパーランド」や温泉施設「湯あみの島」、ホテルの休業を継続。一方で、テーマパーク「なばなの里」は屋外施設のため、8日から営業を再開する。ホームページなどで県外からの来訪自粛を呼び掛けている。

10日までの臨時休業を予定していたテーマパーク「鈴鹿サーキット」(鈴鹿市)は「休業期間を当面の間延長する」と発表。施設の広報担当者は「緊急事態宣言が延長されたことや、県外からも来場されることなどを総合的に判断し、休業を続ける」と話す。

津市の屋内型テーマパーク「おやつタウン」も7日に予定していた営業再開を見合わせ、当面の間は休園する。政府が「新しい生活様式」の中で「遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶ」と示していることなどを踏まえ、再開は難しいと判断した。

鳥羽市の鳥羽水族館や伊勢市のテーマパーク「伊勢忍者キングダム」も当面の間、休館する方針。14日からの再開を予定していたテーマパーク「パルケエスパーニャ」や水族館「志摩マリンランド」は、緊急事態宣言の延長を受けて「対応を検討中」としている。

一方、伊勢市の水族館「伊勢シーパラダイス」は当面の間、臨時休館とするものの、県内在住者は受け入れ可能とする県の方針を踏まえ「自宅待機で疲弊している子育て世帯のために施設として何かできないか模索している」(広報担当者)という。