営業再開「難しい判断続く」 三重県議会議長会見 緊急事態措置一部緩和で

【定例記者会見で、緊急事態措置の緩和に所感を述べる中嶋議長=三重県議会議事堂で】

中嶋年規三重県議会議長は7日の定例記者会見で、県が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態措置の一部を緩和したことについて、飲食店などが県外と県内の来客を見極めることに難しさがあると指摘。「飲食店やホテル、旅館業にとっては、まだまだ難しい判断が続く」と述べた。

中嶋議長は措置の緩和について「感染拡大阻止の取り組みと社会経済活動を両立させる新たなステージに入った。県議会としては予算措置を伴うものについて速やかな議決を進めたい」と述べた。

一方で「県外と県内の来客を分けることができるのかを伺うと、飲食店やホテル、旅館業にとっては、まだまだ難しい判断が続く」と指摘。「県当局は、しっかりと県民に寄り添う必要がある」と述べた。

また、15日に予定されている正副議長選については「いったんは議長を辞任し、議員らの信を問う」と述べ、申し合わせでの任期を1年残して辞任し、再び議長選に臨む考えをあらためて示した。

その上で、就任からの1年間を振り返り、印象的だったことにCSF(豚熱)の対応や県民力ビジョン第3次行動計画の議決、土砂条例の議論、選挙区と定数に関する在り方調査会の開催などを挙げた。

新型コロナウイルスを巡る県議会の対応については「反省すべき点がいくつかある。執行部の対応を優先させることと、県議会が執行部に意見を伝えることのバランスが難しい」と指摘した。

15日で申し合わせによる任期満了を迎える北川裕之副議長は「新型コロナウイルスの感染拡大は今までに経験したことのないインパクトの大きさだった。県議会の役目を果たさなければならない」と述べた。

副議長が担当する広報広聴の取り組みは、2月に三重大で開いた「現場de県議会」で若者から有意義な意見が寄せられたことなどを成果に挙げた。