新型ウイルス 県職員らに寄付募る 知事の期末手当、全額カットも 三重

【ぶら下がり会見で、期末手当の全額カットを明言する鈴木知事=三重県庁で】

三重県は7日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、県職員や教職員から寄付を募ると発表した。医療用資機材の購入などに充てる。また、6月に支給する予定だった鈴木英敬知事の期末手当を全額カットする。

県によると、対象は県職員のほか、小中学校や県立学校の教職員ら計2万1400人。県職員労組と教職員組合から「感染症の影響を受けている人の力になりたい」とし、募金の提案があったという。

11―29日、学校や地域庁舎などの各職場で募金箱を回すなどして寄付をしてもらう。集まった寄付は、医療機関や福祉施設に配布する医療用資機材の購入などに活用することを想定している。

公職選挙法によって寄付ができない知事は、期末手当のカットで対応することにした。6月に315万5200円の期末手当を支給する予定だった。5月中にも全額カットの条例改正案を県議会に提出する。

鈴木知事は7日のぶら下がり会見で「募金の提案をうれしく思う。医療従事者に感謝を伝えようと賛同した」と述べた。募金の目標や見込みは「それぞれに事情がある。職員の思いを尊重したい」と語った。

また、県民や企業から寄付を募る「新型コロナ克服みえ支え〝愛〟募金」も実施する。ふるさと納税制度を活用し、11日から受け付ける。問い合わせは戦略企画総務課=電話059(224)2009=へ。