町民手作りマスク配布 玉城町内の小中学校などへ 3000枚の確保目指す 三重県

【小中学校や保育園などに無料配布するために町民らが作った布マスク=玉城町佐田の同町生涯現役促進協議会で】

【度会郡】新型コロナウイルス感染予防に伴うマスク不足が続く中、玉城町生涯現役促進協議会と町民らが、手作りの布マスクを町内の小中学校や保育園などに無料配布する「マスクde元気プロジェクト」に取り組んでいる。

同協議会は55歳以上のシニア世代の就労や生きがいづくりのサポートを実施。今回は就労促進とマスク配布を目的に同プロジェクトを企画した。シニア世代だけでなく町民全体に参加を呼び掛け、65人がマスクを製作している。

出来上がったマスクは1枚200円で町が買い取る。材料費は自己負担だが、子ども用にさまざまな模様の布を使い、品薄となっているゴムひもはタイツを輪切りにしたり、伸縮性のあるウーリースピンテープを活用したりして、それぞれが工夫しながら作っているという。

3000枚のマスク確保を目指し、5月1日現在で1300枚が完成。ゴールデンウイーク明けに1500枚を小中学校に配布予定で、残りの1500枚は保育園や福祉施設などに届ける。

同協議会の出口聡子さん(50)は「子どもたちも学校に行けずストレスもあると思うが、かわいらしいマスクをちょっとしたプレゼントとして受け取ってもらえれば」と話していた。