三重県職員の歯科カルテ紛失 廃棄物処理会社が誤回収

三重県職員互助会は1日、県庁内にある県職員診療所で保管していた県職員らの歯科カルテを紛失したと発表した。廃棄物処理会社が誤って回収し、裁断した。裁断されたカルテの特定を進めている。

互助会によると、廃棄物処理会社が先月24日、診療所内の部屋にあったカルテの入った箱を誤って回収した。廃棄物の回収に立ち会った互助会の職員は電話応対のため、一時的に不在だったという。

県健康管理事業センターの職員が同日、津市鳥居町の交差点でカルテの一枚が落ちているのを見つけ、30日に互助会に連絡して紛失が発覚した。カルテを運搬したトラックから飛散したとみられる。

廃棄物処理会社は回収したカルテを全て裁断した。処分されたカルテには、受診者の氏名や診療記録などが記載されていた。保存期間は過ぎていたが、歯科医の意向で保存していたという。

廃棄物処理会社がトラックの運搬経路を確認するなどし、他に飛散したカルテがないかを調べている。互助会は「今後は必要な物と廃棄物が混在しないよう保管し、職員の立ち会いも徹底する」としている。