鈴鹿市教委 オンライン学習動画制作 休校の小中用 三重

【英語の教科書を使ってオンライン学習用の動画を撮影するALTら=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】新型コロナウイルスの感染拡大による小中学校の休校に伴い、三重県の鈴鹿市教委はオンライン学習に使う動画の制作を始めた。7日の配信開始を目標に英語の収録が進む。他教科は今後、各校で制作する。

6人の外国語指導助手(ALT)が中心となり、先月27日から収録を始めた。1本当たり2―8分間程度で、小3―中3までの学年ごとに10本ずつ制作する予定。1日は中2用の動画などを収録した。

ALTは、いずれも米国籍で小学校担当が1人、中学校担当が5人。ホワイトボードの前で教科書を音読したり、単語の発声をしたりする様子をスマートフォンで撮影し、パソコンで編集している。

白鳥中と大木中を担当しているマイケルス=ジョーダンさん(24)は「学習を支援するだけでなく、孤独を感じている子どもたちにとっては精神面での支えとなるような動画にしたい」と話していた。

子どもたちには、自宅のパソコンなどで各校のホームページにアクセスして視聴してもらう。インターネット環境がない家庭には、動画をDVDにして貸し出すなどの対応策を検討している。

市教委はインターネット環境がない家庭への対応について「各家庭に整備してもらう意図はなく、対応策もしっかり検討する。始まったばかりで手探りだが、できることをやろうと進めている」としている。