亀山市がコロナ補正51億7700万円 子ども支援など 三重

【本年度一般会計補正予算案を発表する櫻井市長=亀山市役所で】

【亀山】三重県の櫻井義之亀山市長は1日、市役所で臨時記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症対策「緊急パッケージ」として、総額51億7798万円の本年度一般会計補正予算案を発表した。5月7日に開会する市議会臨時会に上程する。

同予算案は、国の特別給付金事業費補助金や平成31年度の一般会計の繰越金を歳入に、子どもと生活の支援に51億1581万円▽地域経済の支援に2550万円▽感染拡大の防止と医療体制の充実に3667万円―を三本柱に緊急編成した。

国の特別給付金事業補助金を活用し、市民4万9634人(4月27日付)に「特別定額給付金」を一律10万円支給するほか、児童手当受給者世帯の児童7238人を対象に1人1万円を支給する。

一方、市独自の対策のうち、「子どもと生活の支援」では、学校の臨時休業に伴う家庭でのオンライン授業の学習環境整備として、生活保護と就学支援世帯約310世帯にタブレット端末購入と通信費に1世帯7万円の給付金を支給する。

「地域経済の支援」では、飲食店を対象に、テイクアウト商品として税込み500円か千円の商品を販売し3カ月間継続する店舗に一律25万円を支給。小規模事業者の資金繰り支援として、従来の設備資金に運転資金まで範囲を広げ、5年間に限り無利子融資「利子補給制度」を設けた。

櫻井市長は「特別定額給付金が、一日も早く市民の手に届くよう事務作業を進める」といい、「この非常事態を乗り越えていけるよう、補正予算案の成立後、速やかに実行する」と話した。