知的障害男性を殴る蹴る 傷害容疑で内縁夫婦逮捕 四日市南署 三重

【四日市】知的障害がある同居男性に骨折などの重傷を負わせたとして、三重県の四日市南署は30日、傷害の疑いで、いずれも四日市市室山町、新聞配達員田中宏弥(51)と、内縁の妻・谷嶋真富香(まどか)(41)の両容疑者を逮捕した。

逮捕容疑は4月7日午前11時半ごろ、田中、谷嶋両容疑者が住む同市室山町のアパートで、同居していた無職男性(22)の顔を平手で殴ったり、蹴ったりして右目の周辺を骨折させるなど全治約1カ月の重傷を負わせた疑い。

田中容疑者は「蹴ってけがをさせたのは間違いないが、谷嶋と企てていない」と容疑を一部否認し、谷嶋容疑者は「怒った際、返事をしなかったことに腹を立てて殴った」と容疑を認めている。

同署によると、男性は谷嶋容疑者の実子。田中、谷嶋両容疑者は同じ新聞販売店に勤めており、当時は男性も同店で働いていた。翌8日、男性の知人がけがに気付き、救急車を呼んだという。男性は市内の病院に搬送され、医師の診断で容疑が発覚。男性は数日間入院し、現在は行政の保護下にあるという。署は日常的な虐待の有無を含め、詳しい経緯を調べている。