温泉で自粛ストレス緩和を 津の湯元榊原館 源泉を障害児童施設に寄贈 三重

【温泉水の目録を井村理事長(左)に手渡す前田社長=津市桜橋の県社会福祉会館で】

【津】三重県津市榊原町の温泉旅館「湯元榊原館」(前田諭人社長)は30日、新型コロナウイルスの影響を受ける福祉型障害児入所施設の子らに届けてもらおうと三重ボランティア基金に同館の温泉水計240リットルを寄託した。同基金を通じて5月上旬に県いなば園くすのき寮(津市稲葉町)など3施設に届けられる予定。

同館は県の緊急事態措置を受け5月8日まで休業している。豊富な温泉を活用し外出自粛のストレスを緩和してもらおうと準備した。

前田社長が同館の源泉を入れた2リットルのペットボトル120本を津市桜橋の同基金事務局に届け「温めて足湯や手湯に使ってほしい。大きなことはできないが自粛の中に少しでも楽しみができるよう支援したい。この活動が広がるといい」と述べた。

受け取った同基金の井村正勝理事長(77)は「大変ありがたい。施設の子らに温かい気持ちを届けます」と謝辞した。