3月の有効求人倍率が8カ月連続で低下 三重労働局

三重労働局が28日に発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・05ポイント下回る1・34倍で8カ月連続で低下。同局は3カ月連続で「改善の動きが弱まっている」と判断した。

有効求人倍率の全国順位は前月と同じ25位。2月の段階では、新型コロナウイルスの影響について「まだ限定的」との見方だったが、3月については「影響が現れてきている」との見解を示した。

有効求人数は前月比6・5%(2183人)減の3万1375人、有効求職者数は2・8%(676人)減の2万3380人。新規求人倍率は前月と同じ2・09倍となっている。

産業別の新規求人は、ほとんどの業種で前年同月から減少。感染拡大に伴う休業要請や外出自粛の影響を受けている宿泊業・飲食サービス業は、496人(41・0%)減の715人となった。

西田和史局長は記者会見で「例年の求人は年度末に掛けて増加する傾向にあるが、今年は米中貿易摩擦に加えて新型コロナウイルスの影響で手控え感がある。今後の雇用情勢を注視する必要がある」と述べた。