熊野市独自の支援策、商品券を全市民に支給、新型ウイルスで

【新型コロナウイルス感染症対策で市独自の支援策を発表する河上市長=市文化交流センターで】

【熊野】三重県の河上敢二熊野市長は28日、市文化交流センターで記者会見を開き、新型コロナウイルス感染症対策で市独自の支援策として、市内で使えるレインボー商品券を全市民に支給する事業などを発表した。5月1日の市議会臨時会に補正予算案を上程する。

生活者・事業者支援商品券支給事業は、市民1万6566人に1万円分(1000円券10枚つづり)のレインボー商品券を郵送で配る。市商店連合会に加盟する199店舗で使える。配布する時期は未定だが、早急に対応したいとしている。事業費は1億7279万円。

また、市は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各課の職員がすべき役割を時系列でまとめた「熊野市新型コロナウイルス感染症に対する警戒レベルタイムライン」を策定し、今月から運用していると発表した。

市のタイムラインは、県内で感染者が発生した「レベル1」から、市役所や学校などで集団感染が発生した場合の「レベル4」までの行動計画を作成。現在は東紀州地域で感染者が発生したことや緊急事態宣言を全国に拡大したことに伴う「レベル2」の段階で、緊急対策本部会議の開催や、庁舎の窓口に飛沫防止用間仕切りを設置するなどした。

河上市長は「国や県も感染症が短期間で終息することは想定していないと思う。市としても第2弾、第3弾の支援策を考える必要がある」と述べた。