松阪市 全世帯にテイクアウト商品券 県外学生へ市特産プレゼントも 三重

【飲食店を支援する持ち帰り商品の購入を呼び掛ける竹上市長=松阪市役所で】

【松阪】三重県の竹上真人松阪市長は27日、市役所で記者会見し、新型コロナウイルス感染症対策で県と実施する休業協力金交付の他、市独自の支援策としてテイクアウト商品券の全世帯配布や、県外学生への市特産品のプレゼントなど4事業を発表した。

支援策は総額約4億円で補正予算を組む。財源は県約3億円、市財政調整基金約1億円。

「新型コロナウイルス感染症拡大阻止協力金交付事業」は県と協調し総額3億円。県の緊急事態措置の要請で休業した中小企業・小規模事業者など最大1200件を対象に、1事業者当たり50万円を支給する。受け付けは同日から5月22日まで。問い合わせは県の窓口=電話059(224)2335=へ。

「テイクアウト支援商品券事業」は1世帯当たり1000円分(500円券2枚)の商品券を全世帯の約7万5千世帯へ配り、登録店で持ち帰り商品を購入してもらう。1000円以上購入で500円券1枚、2千円以上購入で同2枚をそれぞれ使える。使用できる期間は5月18日から8月31日まで。事業費8515万円。登録対象は市内に本社・本店がある事業所で、スーパー・コンビニなど全国展開チェーンは対象外。

「帰省を控えた学生さんにふるさと松阪からのお便り事業」は県外に居住する同市出身学生を応援するため、松阪牛のしぐれ煮と松阪産コシヒカリ、松阪茶ティーパックの特産品5千円相当の詰め合わせをメッセージを添えて贈る。保護者が5月11―31日、同市ホームページから申し込む。対象者1500人を想定し、総額1300万円。

「インスタグラムキャンペーンプレゼント企画」(5月1日―8月31日)では、同市観光情報officialインスタグラムアカウント@visit―matsusakaで始めている、市内で購入できる持ち帰りメニューや自宅で楽しめる市特産品をリポストで紹介するキャンペーンにプレゼント企画を追加する。投稿者の中から毎月20人に3千円相当の市特産品詰め合わせをプレゼントする。予算47万円。

「診療所継続のための支援事業」は市内診療所を対象に、院内で濃厚接触者が多数発生したり、従業員がコロナ感染で休業した場合、最大で1人1日1万円を2週間支払う。予算420万円。

竹上市長は「第2弾、第3弾の対応が必要になってくるだろう。4月から6月ぐらいまでイベントがほぼ中止になって予算が浮いてくる。コロナ対策へ大幅に流用していきたい」と話した。