大型連休期間 伊勢志摩地域、来訪自粛を 3市1町が共同声明 三重

【来訪自粛の共同声明を発表する4市町の首長ら=伊勢市役所で】

【伊勢】新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、三重県の伊勢・鳥羽・志摩市と南伊勢町の3市1町の首長が27日、伊勢市役所で大型連休期間中の同地域への帰省や来訪自粛を呼びかける共同声明を発表した。

各市町によると、例年同地域では大型期間中に約75万人の入り込みがある。大型連休に入り、さらなる県外客の流入が懸念されることから、接触の機会を減らして感染拡大を防ごうと、各市町が所属する伊勢志摩観光コンベンション機構会長を務める竹内千尋志摩市長が参加を呼びかけた。

それぞれの取り組みとして、鈴木健一伊勢市長は伊勢神宮を管轄する神宮司庁と協議した結果、29日から当面の間、既に発表済みの市営駐車場と併せた内宮・外宮と別宮全ての参拝者用駐車場と神楽殿、授与所の閉鎖を決めたことを明らかにした。

中村欣一郎鳥羽市長は、約3100人が暮らす4つの有人離島を例に挙げ、「それぞれ小さな診療所が一つしかなく高齢化率も高い。不安を和らげるためにも来訪を控えるようお願いしたい」と述べた。

小山巧南伊勢町長は釣り客の増加が懸念されるとして、県の休業要請範囲外の釣り堀や渡船事業者に対し、町として休業自粛を呼びかける考えを示した。

竹内志摩市長は県サーフィン連盟に自粛への協力を呼びかけたとし、「コロナをめぐる対策の一方、地域経済を支える難しい作業をしているのが現状。観光地として心苦しいが、終息の暁にお越しいただけるとありがたい」と呼びかけた。