「受け入れるしかない」 高校総体 アーチェリー、松阪開催中止に 三重

【昨年度県優秀選手・指導者被表彰者の前でお披露目された今年の全国高校総体アーチェリー競技開幕までのカウントダウンボートとポスター原画=1月7日、津市栄町の県勤労者福祉会館で】

今年のインターハイは、同年開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックの影響で競技会場や宿泊施設の確保が困難なため、全国高体連の要請を受けた21府県で分散開催される予定で、このうち三重県内ではアーチェリー競技が7月21日から23日まで松阪市で開かれる予定だった。

同競技の県内開催の正式決定は一昨年12月。昨年5月に全国高体連と県、松阪市の関係者が松阪市内に集い実行委員会が立ち上がると急ピッチで開催準備が進められてきた。今月12日には開催百日前を記念して、競技会場の松阪市総合運動公園などに県内の高校生らが作成したカウントダウンボードが設置された。

平成27年度インターハイ女子団体2位などの実績がある四日市四郷高校アーチェリー部顧問の久野圭太教諭は「(インターハイ開催による)リスクの方が大きすぎる。(中止を)受け入れるしかない」と話す一方で「大会開催に向けて尽力されてきた方々に申し訳ない気持ち」と話した。

県高体連や東海高体連は、5―7月に予定していた県高校総体や東海高校総体の中止を既に決定している。例年多くの高校3年生がこの時期で部活動から退くため、県内では感染の状況を見極めた上で、3年生の区切りとなる大会の開催を模索する競技専門部もある。