大型連休の旅行自粛を 新型ウイルス 感染阻止へ知事呼び掛け 三重

【週末を前に外出自粛を呼び掛ける鈴木知事=三重県庁で】

来県者の増加が懸念される大型連休を前に、鈴木英敬三重県知事は23日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、都道府県をまたぐ外出の自粛を徹底するよう、あらためて呼び掛けた。県外からの帰省もしないよう要請。「ここで手を緩め、県民の努力が水泡に帰すことがあってはならない」と述べた。

鈴木知事は「県内で確認された感染者の大半が県外での感染、または県外からの持ち込みに端を発していると考えられる。感染拡大を阻止するためには、特に県外との往来を回避する必要がある」と述べた。

その上で「ご不便を掛けて申し訳ないが、大型連休中の都道府県をまたいだ帰省や旅行は控えていただきたい」と要請。「県外に住む家族や友人に対しても来県の自粛を呼び掛けてほしい」と求めた。

県内での外出についても国の専門家会議が示した「10のポイント」に留意し、最小限の買い物にとどめることなどを要請。「人との接触を減らすため、日々の行動に一層の注意をしてほしい」と述べた。

県内では、23日までに43人の感染が確認された。全国との比較では多い方から30番台で推移しているが、今月に入ってからの感染確認は32人に上り、増加のペースが高まっている。