四日市市の小中学校 オンライン学習の支援システム活用 三重

【記者会見でオンライン学習について話す森市長=四日市市役所で】

【四日市】三重県の森智広四日市市長は21日の定例記者会見で、臨時休業中の全市立小中学校の児童生徒を対象に、オンライン学習「学んでE―net!」を活用した家庭学習支援を行うと発表した。「学んでE―net!」は日本コスモトピア(大阪市)が開発したシステムで、同日以降、各学校から進め方の説明文書と個人用IDを児童生徒に郵送する。

学習科目は、小1・2年が国語・算数、小3―6年が国語・算数・社会・理科・英語、中学校が国語・数学・社会・理科・英語。児童生徒は、パソコン、タブレット、スマートフォンなどの端末から、個人用IDにより、教科書の内容に準拠したアニメーション解説や課題(定着・標準・発展)などを入手して家庭学習を行う。学校はオンラインで児童生徒の課題の進捗(しんちょく)状況を確認できるほか、児童生徒は、個人の理解度に合わせ、小1から中3までの学習範囲で、先取り学習や振り返り学習をすることができる。

市は市独自の解説動画を作成して追加したほか、実施にあたり、ICT環境のない家庭も含めてスムーズに学習開始できるよう、全児童生徒に印刷した課題を郵送し、学びの保障を行う。今後は文科省「GIGAスクール構想」における「一人一台端末」の早期実現などに対する支援の状況も勘案しつつ、オンライン学習環境の向上を図る。

森市長は「学校側は何時に課題に取り組んだかも分かるので子どもたちの日常調査にもなる。昨年度、河原田小と内部東小でテスト導入し、児童生徒と保護者の双方に好評だったため、急きょ導入を決めたが、各家庭の状況調査は十分でなく、これから課題も含めて並行して調査する」と語った。