玉城町 歌と写真のコラボ作品公開 おおたかさんと高野さん 三重

【ユーチューブで公開されている歌と写真のコラボ作品を紹介する高野さん=玉城町原で】

【度会郡】新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、不安な気持ちで毎日を過ごす人々を癒やし元気づけようと、国内外で活躍するシンガー&ボイスアーティストのおおたか静流(しずる)さんの歌声と三重県玉城町原の草木染作家、高野葉さんが撮影した写真のコラボ作品「いとなみのうた」が動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている。

おおたかさんは映像、絵画、朗読、ダンスとのコラボレーションなどジャンルや国境を越えた音楽活動を展開し、NHKEテレの「にほんごであそぼ」にレギュラー出演するなど活躍。高野さんは、平和のシンボルとして開発された「陽光桜」から抽出した染料を使った作品を制作し、各地で個展を開いている。

2人はおおたかさんのコンサートを通じて知り合い、昨年には一緒にイベントに参加。今月、陽光桜誕生の地・愛媛県東温市河之内で作品展とコンサートを開く予定だったが新型コロナの影響で中止となった。

今回公開した「いとなみのうた」は、ベートーベン「交響曲第9番 歓喜の歌」におおたかさんが歌詞を付けたもの。高野さんが地元に咲く草花や風景を撮影し、フェイスブックで紹介する中から花のつぼみ、フキノトウ、菜の花、桜などを選び、おおたかさんの透き通る歌声とコラボさせて春の訪れと喜びを表現した。

おおたかさんは「外出できない人が多いので春に小さな芽が出てつぼみが開く自然の喜びを感じてもらえれば」、高野さんは「歌を通して自然に生かされている自分に気付く。一人でも多くの人に聞いてもらい、元気をもらってほしい」と話した。