新型ウイルス 新たに2人感染 四日市の看護師と菰野帰省の会社員 三重

【記者会見で新たな感染者を発表し、県境を越える往来の自粛を呼び掛ける鈴木知事=三重県庁で】

三重県などは21日、四日市市に居住する50代女性看護師と埼玉県から菰野町の実家に帰省した40代男性会社員が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染確認は41人となった。

四日市市によると、女性看護師は同市大矢知町の「林医院」で勤務。15日の死亡後に感染が判明した50代男性の受診先だった。19日に嗅覚障害が現れ、PCR検査で感染が判明した。既に症状はない。

女性看護師は男性の感染が判明した16日以降、自宅待機していた。男性の受診時に勤務していた他の医療関係者ら6人の検査結果は陰性だった。市が男性の受診と女性看護師の感染について関連を調べる。

県によると、男性会社員は帰省中の13日に発熱や倦怠感などの症状が出た。その後も症状が続き、18日に医療機関を受診。21日に実施したPCR検査で感染が判明した。現在はせきの症状がある。

この男性は先月31日まで東京都内の会社に通勤していた。今月1日から埼玉県内の自宅で在宅勤務となったことを受け、4日からは家族2人が住む菰野町内の実家に帰省していたという。

鈴木英敬知事は21日の記者会見で「感染拡大地域との往来を自粛するよう求める中で感染者が出た。大型連休などに帰省したいという人もいるかもしれないが、踏みとどまってもらいたい」と述べた。