志摩市、2億6467万円補正案 ウイルス対策で経済支援 三重

【マスク配布など新型コロナウイルス禍への経済支援を発表する竹内市長=志摩市役所で】

【志摩】三重県の竹内千尋志摩市長は17日、市役所で臨時記者会見し、新型コロナウイルスの影響に対する市独自の経済支援として総額2億6467万円を増額する補正予算案を発表した。22日に開く市議会臨時会に上程する。

「ささえあいSHIMAしょう!」と銘打ち、主な新規事業として、売上が落ち込む市内小規模企業者に20万円を上限に応援給付金を交付する「小規模企業者応援事業」に1億円▽感染拡大防止策として4月15日以降までさかのぼり、連続して10日以上の休業を決めた宿泊業者に最大60万円を給付する「宿泊施設休業経費給付事業」に6千万円▽緊急事態宣言の発令で帰省等の自粛や生活費の確保が困難となっている市出身の学生を対象にコメやアオサ、マスクなど5千円相当の物資を支給する「学生応援地域産品給付事業」に500万円▽解雇や雇い止め、内定取消しとなった人々を感染症対策業務に従事する職員として20人程度採用する「会計年度任用職員の緊急雇用」に約4158万円―を計上した。

また市内の縫製事業者に布マスクの作成を依頼し、市民1人当たり2枚ずつ、計9万1000枚を5月中旬から配布する無償配布事業に、約3333万円を盛った。保育園児や小中学生には、予備費511万円をかけて、今月24日から先行して計1万2千枚を配布する。

財源はふるさと納税に当たる「ふるさと応援基金」から充てる。

竹内市長は冒頭、市内での感染が確認された80代男性に対して「一日も早い回復とお見舞いを申し上げる」としたうえで、「皆さんの行動変容が危機を乗り越えることにつながる。観光地として心苦しいが自粛を訴えて危機を突破したい」と述べた。