大台町 大杉谷登山道の安全祈願 入山協力金制度も開始 三重

【大杉谷登山道の安全祈願祭=大台町大杉で】

【多気郡】公益社団法人「大杉谷登山センター」は17日、三重県大台町大杉の同センターで大杉谷登山道の安全祈願祭を開き、登山者の安全とともに新型コロナウイルスの終息を願った。桃の木山の家と粟谷小屋は5月6日まで休業する。また、入山協力金制度(1シーズン千円)を始めた。

同登山道は宮川源流の渓谷沿いに奈良県境の日出ケ岳(1,695メートル)まで約15キロ伸びる。平成16年の台風で寸断されたが、10年かけて復旧。年間約7千人が訪れる。

同センターは昭和52年設立の県大台山系山岳遭難対策協議会を同57年に改組して誕生。登山道のパトロールや遭難救助、安全登山の啓発に取り組んでいる。入山協力金は登山道の修理や看板設置、老朽施設の改修に使う。

新型コロナウイルスの感染防止のため式典は理事ら6人だけの参加にとどめた。同センター代表理事を務める大森正信町長は「日本三大峡谷の一つでユネスコエコパークに認定されている日本有数の観光地。山小屋は休業するが、日帰りのコースで楽しんでほしい」と話していた。