カキへい死で支援訴え 鳥羽磯部漁協、国に 三重

【スカイプ通話を通じて江藤大臣に窮状を訴える鳥羽磯部漁協の役員ら=伊勢市の県伊勢庁舎で】

【伊勢】カキ養殖の三重県内最大の産地、鳥羽市で昨秋、カキのへい死が確認された問題で、鳥羽磯部漁協(永富洋一組合長)の役員らは17日、伊勢市勢田町の県伊勢庁舎で、インターネット回線をつかったビデオ通話「スカイプ」を通じて江藤拓農水大臣に窮状を訴えた。

新型コロナウイルスの感染拡大で全国に緊急事態宣言が発令されたのを受け、急きょインターネット回線を通じたテレビ電話方式での意見交換会となった。

漁協からは永富組合長と安楽島地区代表として竹本昭和理事、浦村地区代表の城山忠一理事の3人が出席。水産庁側からは江藤大臣や山口英彰水産庁長官ら4人が応対した。

意見交換は約40分間にわたり、冒頭を除き非公開で進められた。永富組合長は冒頭のあいさつで、「新型コロナも重なり、カキを含むほとんどで平成14年の合併以来の大きな赤字となった。持続可能な事業のためにも、いろいろな観点から支援を」と訴えた。

永富組合長は意見交換後のぶら下がり取材に、「国会を通じて希望になるべく添えるよう努力したいと返答があった」と述べ、引き続き高負担で補償制度に入れない漁師の救済などを求める考えを示した。