マダイ生産者支援へセール 県内イオンやマックスバリュ 新型ウイルス影響で出荷落ち込む 三重

【水産売り場に並ぶ県産養殖マダイ=津市高茶屋小森町で】

流通大手イオン傘下のイオンリテール(千葉市)とマックスバリュ東海(浜松市)は17日、三重県産養殖マダイのセールを県内の51店舗で始めた。養殖マダイは新型コロナウイルスの影響で飲食店や宿泊施設などの需要が減り、出荷量が落ち込んでいる。消費機会を拡大し、生産者を支援する狙いがある。

この日、津市高茶屋小森町のイオンスタイル津南では、県産養殖マダイの刺し身や切り身、すしなどが並んだ。同店を含む県内のイオン、イオンスタイル19店舗は20日まで、県内のマックスバリュ32店舗は19日まで実施。その後も継続的に販売する。

新型コロナにより、外食産業や観光産業で需要が減少し、県産養殖マダイの出荷量は大きく下落。県によると、消費量は例年の半分以下に落ち込んでいる。今回のセールでは、店舗で扱う通常のマダイより大きい1・5―2・0キロを3割ほど安く販売する。

両社に県産養殖マダイの消費で協力を要請した県水産振興課の伊藤徹課長は「本来、3―4月はお祝い事が多く、マダイが最も消費される時季。生産者は出荷できていないマダイをいけすに抱えている状態なので、ぜひ家庭で味わってほしい」と述べた。