新型ウイルス 三重県内、新たに6人感染 未就学児も

三重県は17日、10歳未満から60代までの男女6人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。既に感染が確認された井村屋グループ(津市)で勤務する30代男性の家族や桑名市内にある歯科医院の従業員ら。県内の感染確認は32人となった。

県によると、新たに感染が確認されたのは、津市に住む未就学の女児2人と、同市の別宅に住む60代の祖父母、桑名市長島町の「ハート歯科」で勤務する桑名市在住の30代女性歯科衛生士、愛知県から尾鷲市に帰省した10代の男子大学生。

女児2人は、15日に感染が確認された井村屋グループの30代男性会社員の娘で濃厚接触者。14日に発熱し、17日の検査で陽性と判明した。感染症指定医療機関に入院し、既に解熱。濃厚接触者ではなかった祖父母にも検査したところ、感染が確認された。

女性歯科衛生士は、15日に感染が判明した50代女性歯科医の濃厚接触者。17日の検査で陽性と判明した。この歯科で感染が確認されたのは、名古屋市で感染が確認されたスタッフを含めて3人となった。県は他の濃厚接触者ら31人の検査を進めている。

男子大学生は6日から帰省していた尾鷲市の実家で8日に発熱。17日の検査で陽性と判明した。大学入学のため、3月28日に同市から愛知県内に引っ越し、3月30日と4月1、2両日に開かれた50―百人規模のオリエンテーションに参加していた。

鈴木英敬知事は記者会見で、井村屋グループの従業員や家族が相次いで感染したことを受け、クラスター対策班の派遣要請に向けて厚労省との調整を進めると説明。大学生の感染経路は「大学のオリエンテーションなど愛知県で感染した可能性が高い」と述べた。