給食中止で野菜販売 臨時休校の津市、食品ロス対策 三重

【給食で使われる予定だった野菜の販売会=津市藤方で】

【津】新型コロナウイルスの感染拡大を受けて再び市立小中学校を臨時休校にしている三重県津市は15日、同市藤方の市モーターボート競走場で、給食で使う予定だった野菜を仕入れ価格の半額程度で販売した。給食用の食材を一般向けに販売するのは初めて。

食品ロスを防ぐため。中学校12校の生徒や教職員約5200人分の給食を作る市中央学校給食センターが発注済みのジャガイモや小松菜など六種類を販売。22、24の両日にも開催する。今回を含め、センターで使う予定だった11日間分を販売する。

この日、競走場の出入り口前には袋詰めされた野菜が並んだ。購入者はマスクを着用した上で、列の間隔を空けて販売開始の1時間半ほど前から待っていた。午前11時に販売が始まると、購入者は手を消毒し、職員の誘導に従って3組ずつ入場した。

市教委教育総務課の真柄利光給食担当参事は「小中学校が臨時休校になり、食材が余っている。廃棄になってしまうので協力をお願いしたい。新鮮な野菜なので、家庭で食べてほしい」と述べた。