深い渋みと甘み 志摩の特産 越賀茶初摘み 三重

【新茶の手摘み作業=志摩市志摩町越賀で】

【志摩】三重県志摩市志摩町越賀地区で、特産の越賀茶の茶摘みが始まった。

越賀地区は丘陵地が多いため、畑の土が流されないよう周囲を取り囲む形で「やぶきた」品種を路地栽培している。同町越賀、和具、布施田の約120戸の農家が栽培し、すべて手摘みで収穫。深い渋みとほどよい甘みが特徴で、生産量が限られるため、毎年、予約販売でほぼ売り切れるという。

初日の14日、同町越賀の松本弥孝(いよたか)さん(76)の茶畑では、地元の女性2人が新芽を丁寧に摘み取った。今年は暖冬で生育が早かったものの、ほぼ例年通りに初摘みを迎え、約2トンの収穫を見込む。

茶摘み作業は今月下旬まで続く見通しで、収穫した茶葉は製茶され、順次販売される。