津 「ひさい梨」受粉作業進む 白い花に手作業で 三重

【ナシの花に花粉を付ける女性ら=津市久居小野辺町で】

【津】三重県津市久居地区の特産品「ひさい梨」の授粉作業が、JA三重中央管内の梨園で進んでいる。同市久居小野辺町の澤井正義さんの梨園では15日朝から、8人がかりで白い花に花粉を付けた。

「ひさい梨」は井戸山、小野辺、明神、戸木などの地区計約21ヘクタールで作られる「幸水」や「豊水」の品種で現在は43軒の農家が栽培。多くが直売されており夏の贈答品として人気が高い。

今年は暖冬で早い開花が予想されたが春先に冷え込んだことから咲き始めは平年並み。作業では30センチほどの棒の先に毛ばたきが付いた専用の道具を使い、白い花のめしべに花粉を付けた。

半月ほど後に摘果をし、袋かけなどを経て8月上旬に収穫する予定。澤井久代さん(79)は「毎年楽しみにしてくださる方があるのでおいしい梨を作らないとと頑張っています」と話していた。