伊勢市 市役所を売り場に開放 事業者支援、生花や食品 三重

【新型コロナで売上が落ち込む商品を購入する業務終わりの市職員ら=伊勢市役所地下食堂で】

【伊勢】新型コロナウイルスの感染拡大で売上が落ち込んでいる事業者を支援する「@伊勢action」の一環として、三重県の伊勢市役所を売り場として開放する取り組みが13日、始まった。初日は市役所本庁舎地下食堂と小俣総合支所の2カ所を開放し、市内3事業所が物品を販売した。

同事業は、市内に本店や本社を持つ事業者に向けて、市役所地下食堂と二見・小俣・御薗の各総合支所を平日午後5時15分から6時まで無料開放。市職員を対象に6月30日まで、賞味期限や使用期限が近い商品や大量の在庫品などの販売を許可する。

今月6日から募集を開始したところ、13日現在で11件の申し込みがあった。初日は生花店や練り物販売店など3事業者が出店し、業務を終えた職員らでにぎわった。鈴木健一市長も買い物に訪れ、「苦しむ企業に向けて買い支えするきっかけとなれば」と話した。

同市黒瀬町で生花店「フラワーショップentto&grim」を経営する岩井田夕起子さん(38)は、「コロナの影響で4月以降の結婚式の売上がゼロに近い状態でかなり厳しい。廃棄される花も多く、こういう場で一本でも多く販売することができるのはありがたい」と話していた。