三重で新たに2人感染確認 新型コロナウイルス計17人に

【記者会見で、あらためて首都圏などへの移動を自粛するよう呼び掛ける鈴木知事=県庁で】

三重県は11日、津市内の60代男性会社員と松阪市内の40代無職女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。男性は名古屋市内で確認された感染者と同じ愛知県内の職場で勤務。女性は家族が住む東京都内を訪れていた。県内での感染確認は17人に。鈴木英敬知事は首都圏などへの移動を自粛するよう、あらためて県民に呼び掛けた。

県によると、津市内の男性は4日に倦怠感があり、6日から発熱。8日に名古屋市で感染が確認された同僚の濃厚接触者となったことから帰国者・接触者外来の受診してPCR検査で陽性と判明した。

男性は6日に39・3度の熱があったが、現在は37度程度に下がった。感染した同僚と最後に接触したのは先月30日で、今月3日まで電車やバスで通勤していた。県は同僚からの感染とみている。

松阪市内の女性は3日に38度の熱があり、6日は39・5度に上昇。その後も熱が続いたことから10日に帰国者・接触者外来を受診し、陽性と判明した。既に解熱しているが、せきの症状がある。

女性は先月30日と今月1日、都内に住む家族のところを1人で訪れていたという。県は感染者の入院に向けて調整している。同居する家族らを中心に濃厚接触者を把握し、PCR検査を実施する方針。

鈴木知事は11日の記者会見で、首都圏などへの移動自粛を求める「感染拡大阻止緊急宣言」の意義を、あらためて強調。「必要最小限の移動でも在宅勤務ができないかを検討してほしい」と呼び掛けた。