教育ICTの活用開始 鈴鹿市、クロームブック端末導入

【市内小中学校の教育ITC環境整備について説明する末松市長=鈴鹿市役所で】

三重県鈴鹿市内の小中学校で、新学期から新たな教育ICT(情報通信技術)を活用した授業がスタートする。末松則子市長は10日の定例記者会見で「これから、市の教育の質向上が図られることが期待できる」と述べた。

クロームブック端末を教員用に1300台、児童生徒用に3200台を導入し、教員は1人1台、子どもたちは5人に1台の使用環境が整うほか、電子黒板機能付きプロジェクターを950台導入し各教室に配置、徳島県のシステムを採用した学校ホームページシステムの導入など、最先端の環境を整備。通信方式はLTE回線を使用し、新たなネットワークを構築した。

さらに本年度「国のギガスクール構想」の補助金を受け、児童生徒用端末を5600台導入予定。令和4年度中には児童生徒計約1万6千人の1人1台端末を見込む。利用料など、本年度の総事業費は15億9千万円。

市は4月から実施の小学校学習指導要領、来年4月から実施の新中学校学習指導要領に備え、市内全小中学校40校、教育委員会事務局を対象に令和元年度、教育ICT環境の整備を進めていた。校務の効率化と授業の質の向上が目的。

教材作成の時間削減や校務処理の効率化を図ることで教員の業務負担軽減につなげ、子どもたちと接する時間を確保できる。