死亡男児の兄に暴行 亀山の外国人家庭 容疑の同居男を逮捕 三重

【亀山】昨年10月、ブラジル国籍の男児=当時(6つ)=が救急搬送先の病院で死亡し、三重県警が同居する男女の虐待を視野に調べている事件で、県警は9日、男児の兄に対する暴行の疑いで、鈴鹿市竹野二丁目、メキシコ国籍の建設作業員ワタナベ・ゲバラ・アレハンドロ容疑者(42)を逮捕した。ワタナベ容疑者は当時男児の兄らと同居していた。兄は昨年10月から鈴鹿児童相談所に一時保護されている。

逮捕容疑は昨年2月ごろから10月15日ごろまでの間に、ワタナベ容疑者が暮らしていた亀山市本町のアパート一室で、ブラジル国籍の男児の兄(9つ)の頭を壁にぶつけた疑い。関係者の供述から容疑が浮上。県警は認否を明らかにしていない。

捜査関係者によると、男児と兄は昨年2月から、父親=メキシコ国籍=の知人のワタナベ容疑者宅に預けられていた。詳細は不明だが、男児は昨年10月下旬、搬送先の病院で外傷性脳障害で死亡。体には古いものを含め、10数カ所のあざがあり、県警は虐待の可能性があるとみて調べている。

県警は2日、死亡した男児に対する暴行の疑いで、ワタナベ容疑者の内縁の妻で、ペルー国籍の無職の女(38)を逮捕。ワタナベ容疑者と妻が兄弟に日常的な虐待をしていた疑いがあるとみて、詳しい経緯を調べている。