知事が献血呼びかけ 新型ウイルス感染拡大 中止相次ぎ不足懸念 三重

【献血する鈴木知事(三重県提供)】

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、三重県内では2月以降、献血会場の受け入れ中止や延期が相次いでいる。継続的な献血の重要性を周知するため、鈴木英敬知事は9日、県庁で献血に協力し「ちょっとした行動が人の命を救うので協力してほしい」と呼び掛けた。

センターによると、2月中旬以降、県内の献血会場25件が中止や延期になった。今月1―7日は県内で必要な目標量の94・8%が集まったが、7日に発令された「緊急事態宣言」で今後は外出の自粛などが予想されるため、輸血用血液の不足が懸念される。

今月7日と9日、県庁前に献血バスが停車。鈴木知事は9日午後に来場し、医師による問診や血液検査を受けた後、400ミリリットルの血液を提供した。2日間で知事を含めて計75人が協力したという。

センターは新型ウイルスの感染防止対策として、アルコールによる手指消毒や体温測定、職員の健康管理などを徹底。会場で人の密集を防ぐため、事前予約した上で来場することを求めている。