新型ウイルス 明和町の男性2人感染 帰省の親族と接触 三重

【記者会見で、新たに2人が新型コロナウイルスに感染したと発表する鈴木知事=三重県庁で】

三重県は9日、明和町内に住む50代男性会社員と20代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人は家族で、東京都から帰省した親族と接触していた。県内での感染確認は15人となった。

県によると、50代男性会社員は3日夕に発熱し、4日に医療機関を受診。その後も熱が続いたことから7日に帰国者接触者外来を受診し、PCR検査で陽性と判明した。熱やせきなどの症状があるという。

20代男性会社員は倦怠感などを訴えて5日に医療機関を受診し、風邪と診断された。7日に帰国者接触者外来を受診し、PCR検査で陽性と判明。倦怠感のほか、味覚や嗅覚に異常があるという。

2人の親族が先月27―31日、東京都から明和町に帰省していた。また、50代男性会社員は仕事で首都圏との関わりがあるというが、県は首都圏との具体的な関係性を明らかにしていない。

県は2人の入院に向けて調整している。家族や勤務先の関係者らを中心に接触者の把握を進める方針。明和町に帰省していた親族は既に都内に戻ったといい、県は都に事例を報告するなどして対応する。

鈴木英敬知事は記者会見で「帰省者との接触や首都圏との関わりで感染した可能性がある」との見方を示した上で「感染が広がる地域との往来などによって感染する可能性を知ってもらいたい」と述べた。