度会町 小学生に布マスク500枚 ネイション産業が寄贈、販売も 三重

【児童用布マスクを中村町長(中央)と加藤校長(左端)に手渡す村田専務=度会町役場で】

【度会郡】新型コロナウイルス感染拡大に伴うマスク不足が続く中、三重県度会町棚橋で縫製加工業を営む「ネイション産業」の村田誠司専務(53)が8日、度会町役場を訪れ、町に児童用布マスク500枚を寄贈した。度会小学校の全校児童に配布する予定。

マスク不足で困っている地元の人の助けになればと、婦人服の縫製を手掛ける同社の技術を生かして製造を始めた。

試作を重ねて完成させたマスクは表面糸・中糸・裏面糸の三層構造で、素材にポリエステルやポリウレタンを使ったので伸縮性やフィット感があり、耳が痛くならないのが特長。繰り返し洗って使える。高学年用はMサイズ、低学年用は耳に掛ける部分をカットしてサイズ調整できるように工夫した。今後は地元のスーパーなどで販売する予定。

村田専務は「みんなにマスクをしてもらい、楽しい学校生活を送ってもらいたい」と話した。中村忠彦町長は「町もマスクを発注しているが一枚も納品されていないのでうれしく思う。貴重なマスクなので大切に使ってほしい」、度会小の加藤圭剛校長は「地元の人が苦労しながら作った心のこもったマスクだと児童に伝えたい」と感謝した。