安全と豊穣願い舞奉納 亀山の能褒野神社で春季大祭 三重

【豊栄の舞を奉納する春季大祭「祭祀舞」=亀山市田村町の能褒野神社で】

【亀山】三重県亀山市田村町の能褒野神社(辻健次宮司)は8日、同神社で春季大祭「祭祀舞(さいしまい)」を開き、櫻井義之市長や同神社氏子総代ら関係者計50人が列席し、家内安全と五穀豊穣(ほうじょう)、新型コロナウイルス感染の終息を願った。

辻宮司の献饌の儀の後、斎宮雅楽会(明和町)による笙や横笛、歌に合わせて、祭祀舞保存会「美鈴の会」(松阪市)の女性2人が、緋色袴(はかま)のみこ装束でサカキを手に持ち「豊栄の舞」を奉納した。

新型コロナウイルス感染防止のため、本殿の窓や入口を開放しいすの間隔を空け、列席者のうち35人は屋外とした。辻宮司は「中止も考えたが、万全の防止対策をして、明治28年から続く神事が無事できました」と話していた。