桑名の造形作家 伊藤さん初個展 県展入賞の人形作品も 三重

【昨年のみえ県展で入賞した作品を紹介する伊藤さん(左)=桑名市南寺町のギャラリー寺町で】

【桑名】三重県桑名市新矢田の造形作家、伊藤薫さん(37)は8日、同市南寺町のギャラリー寺町で初めての個展を開き、球体関節人形などの立体作品9点を展示した。19日まで。13、14日は休み。

作品は、頭部や胴体だけだったり。布にくるまれ白木の箱の中に横渡る半身の人形もある。昨年のみえ県展の彫刻部門で入賞した「君を待つ」も紹介している。

小さいころ、お絵かきや粘土遊びが好きだったという伊藤さん。鈴鹿市の飯野高校応用デザイン科へ進み、名古屋造形芸術大学総合造形コースを卒業した。人形制作を始めたのは大学生のときで、これまでみえ県展や桑名市民展で何度も入選、入賞を果たしている。

個展は、昨年のみえ県展で伊藤さんの入賞作品を見たいなべ市の画家、八島正明さん(83)の勧めで開いた。ギャラリーのオーナーの山口惠子さん(67)は「彼女の内に秘めた思いが伝わってくる。桑名にもこうした素晴らしい作家がいることを知ってほしい」と話した。