「情報発信に精査必要」 鈴鹿市議会で市長 新型コロナ対応、理解求める 三重

【新型コロナ感染症拡大防止対策の一環として議場で開催された全員協議会=鈴鹿市役所で】

【鈴鹿】三重県の鈴鹿市議会は8日、全員協議会を開き、市が新型コロナウイルス感染症対策の現状について説明した。

感染対策の一環として、今回は議場で換気をしながら実施。

同市では先月30日に、埼玉県内から市内で28日に開催した陸上教室の講師として参加した元陸上選手塚原直貴さん(34)の感染が確認され、接触者ら計112人が県内のPCR検査を受け、市の対象者は全て陰性だった。

一連の経緯を説明し、末松市長は「速やかな情報発信に努めているが、専門機関等での検査に時間を要することや、個人情報保護の観点から、誤解を与えるような情報発信を行わないよう精査する必要があることをご理解いただきたい」と述べた。

議員から「市民への情報発信のあり方として、市として何をどこまで公表できるのか」との質問に、末松市長は「陽性が出た場合、保健所の扱いになり、市独自で公表することはしたくてもできない。速やかに情報提供したいが、独自に出すのは難しい」と答えた。

「学校再開日と公共施設再開日を同じにしないのか」との問いには、市長は「学校はしっかりと感染対策をする。公共施設は県外からの帰省者など不確定要素やゴールデンウイークの混雑による危険を勘案した」と述べた。

「13日から学校が始まるが、不安感による保護者の判断で通学、通園させない場合の扱いはどうなるのか」との質問には、中道公子教育長が「出席しなくても欠席にはならない。出席停止扱いになる」と答えた。